肩こり:凝りの原因「悪い姿勢」を正すには - 大崎市 古川 腰痛 ぎっくり腰を解消する鍼灸整骨院

斎藤針灸接骨院

Q&A

肩こり:凝りの原因「悪い姿勢」を正すには

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3大原因の中から、まず「姿勢」を取り上げます。

肩や首が凝る姿勢の代表といえば、パソコンを操作する姿です。猫背であごが出て、前かがみになりがち、すると頭の重さが肩や首の後ろの筋肉に集中してしまいます。

でも、背すじを伸ばした“いい姿勢”を心がければ、肩が凝らなくなる!?

最初はがんばって姿勢をキープしても、しばらくするとほとんどの人が、普段の前傾姿勢に戻ってしまう。まるで“形状記憶”です。

 実際、このゆがんだ姿を体に“記憶”している組織があるという。

それが「筋膜」!!

筋膜とは、筋肉や内臓、骨などを覆う薄い膜のこと。
筋膜は何層にも重なってい て、しかもあらゆる膜が連続的につながっています。

 「姿勢を維持する力は、かなりの部分を筋膜のテンションが支えています。“第二の骨格”と呼ばれるほど」

 筋膜の中には、メッシュ状に張り巡らされています。

コラーゲンはほとんど伸びないが、エラスチンは伸縮性に富み、2.5倍もの長さまで伸びる。

 日ごろよく動いている部位の筋膜は、エラスチンがよく伸縮します。

あまり動かない場所のエラスチンは動かない。するとコラーゲンがエラスチン にまとわりついて凝集し、伸縮性を失う。膜同士が接していれば、互いに癒着する。いわばコラーゲンが凝縮して固まった「煮こごり」のような状態だ。

先ほど のパソコン姿勢でいえば、動きの少ない肩甲骨(けんこうこつ)や鎖骨(さこつ)まわり、常時いすで圧迫される太もも裏などは、“煮こごり化”している可能 性が高い。

 「筋膜は全身でつながっているので、どこかが固まるだけで、全身に影響します」。

縮んでよれた筋膜が、姿勢をゆがませてしまうのだ。

 だから煮こごりをあちこちに抱えた体では、背すじを伸ばせという方が無理。パソコンの前で背中を丸めた姿を、筋膜が形状記憶しています。


よれた筋膜を伸ばせば筋肉が自由になる

 「運動をすればいいのでは?」と思った人もいるかもしれない。その通り!!

ただ、「いい姿勢で体を動かす必要があります。 偏った姿勢のままでは、動きも偏ってしまう」運動するにしても、その前に煮こごりを何とかした方がいいということだ。

 ではどうするか? 筋膜が固まりやすい場所は、凝りを感じる場所とは必ずしも一致しないので、凝り部位とは違う所をほぐす必要があります。

 特に、「90秒超伸びストレッチ」は、全身の筋膜を一気に伸ばします。

「自然に伸びをするときのように、大胆に時間をかけてやるのがコツです」。

90秒伸ばすことで、凝集していたコラーゲンがほぐれて筋膜が伸びると、背すじも自然と伸びていきます。

新発見!
背骨のまわりをほぐすと姿勢が改善、凝りも消える

 「いい姿勢」を妨げている要因は、筋膜以外にもありそうだ。

肩こりを抱える人の胸椎に、整体で行われるような関節を鳴らす手技を施すと、

背中の左右に開きがちだった肩甲骨の位置が中央に戻り、猫背気味だった背骨のカーブ も改善することがわかってきた。

特に、女性でこの傾向が強くみられた。同時に、肩の凝り感も和らぐという。「胸椎の周囲がほぐれると、肩甲骨が自由に動け るようになり、本来の位置へ楽に回復するのでしょう。

女性は、肩甲骨を寄せる筋肉が弱くて左右に開いている人が多いのだと思います。

肩こりが気になるかたは、ご相談ください。

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